フレスコ100


小葉ですっきり省力型の多収品種

・播種期

 【半促成】2月播き・3月播き 

 【雨除け】4月播き・5月播き・6月播き

 【抑制】7月播き・8月播き

 

・収穫期

 【半促成】3月収穫・4月収穫・5月収穫・6月収穫・7月収穫

 【雨除け】6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫

 【抑制】9月収穫・10月収穫・11月収穫・12月収穫

 

・果実サイズ及び特徴

 【果形】円筒形で肩コケ。尻太果発生少なく、果揃いが良い。

 【果色】極濃緑で光沢が良い。

 【果長】100gで20〜21cm

 【食味】果皮薄く歯切れ良い。

 

・草姿

 【主枝】茎は中太で徒長しにくく、スムーズな生育をする。

 【子枝】中節間で順次発生。

 【孫枝】中〜短節間でゆっくり発生。

 

・耐病性

 各種病害に強いが、特にベト病、カッパン病に強い。

 

・コート/生種:生種

 

・その他補足説明

 【収量】雌花着性が多く肥大力があるので、間断なく成り続ける多収品種。

 【雌花率】※各節1果成り中心

 (2月〜3月)主枝:95%〜100%、子枝:95%〜100%

 (4月〜6月)主枝:90%〜100%、子枝:90%〜100%

 (7月〜9月)主枝:90%〜100%、子枝:90%〜100%

 

特性

1.抜群の秀品率、小葉ですっきり省力型節成性品種

2.極早生で流れ果少ない、果実肥大が早く超多収

3.高温期の尻細果発生少なく高品質

 

栽培要点

【育苗】

・腐植の多い良質の床土を使用し、根量を確保し健全な育苗に努める。

・高温下では、軟弱徒長に気を付け若苗定植をする。

【定植~摘芯】

・定植後、ただちに株元灌水早期活着に努め、素直に生育させる。

・主枝着果の基本は(春作…7節から)(雨よけ・抑制…6節から)であるが、草勢に応じて着果節位を換える。

【整枝】

・子枝ー節間長が20cm以上伸びる時期は全て1節摘芯とし、伸びにくい時期はあえて1~2節摘芯と考えずに、生長点が大きくなった時期に摘芯する。

・孫枝ー退化枝は放任し、草勢の維持をはかる。