ステ-タス夏Ⅲ


最高の品質と美味しさ、耐病性に優れた露地胡瓜のステータス

・播種期

 【普通露地】4月播き・5月播き・6月播き

 【露地抑制】6月播き・7月播き・8月播き

 

・収穫期

 【普通露地】6月収穫・7月収穫・8月収穫・9月収穫・10月収穫・11月収穫

 【露地抑制】8月収穫・9月収穫・10月収穫・11月収穫・12月収穫

 

・果実サイズ及び特徴

 【果長】21〜22cm

 【果色】極濃緑色果で光沢も良好

 

・草姿および草勢

 【主枝】茎は中〜太く、伸長性があり生育は早い。

 【子枝】発生は良く、中太枝が各節より安定して発生する。

 【孫枝】下〜上節位から力強い枝が、ゆっくりだが安定して発生する。

  

・耐病性

 各種病害に強く、カッパン病には特に強い。

 

・コート/生種:生種

 

・その他補足説明

 【収量】果実肥大性があり、枝もゆっくり動くので収量の山谷が無く、後半まで秀品率が高い安定多収型品種。

 

【雌花率】

 (3〜4月)40〜50%

 (5〜6月)30〜40%

 (7月)   20〜30%

 

【おすすめ台木】

 ハイパワーブルームレス台木:昇竜/さらにたくましく元気ハツラツ!!

 

特性

1.各種病害に強く、褐斑病には特に強い

2.果色光沢が良く、食味もよい

3.草勢が強く、果実肥大も早いので、初期より多収

 

 

栽培上の注意点

【圃場選定】

・有機質に富み肥沃な土地。

・灌水、排水が良い土地。

・風害を受けにくく、日当たりの良い土地。

【定植】

・本葉3~3.5枚で定着。

・深植えにならないようにする。

定植後直ちに株元灌水を行い、早期活着を促す。

【追肥】

・肥料の流亡を考えると、振り肥と穴肥を併用する。

・灌水設備のある圃場では4~5日間隔で、液肥をN成分で10a当たり1~1.5㎏施用する。

【整枝】

・畦上30㎝までの子枝と雌花は早めに除去する。

・活着不良や草勢が弱い場合は、10節までの雌花を除去する。・主枝の摘芯は20節前後で行う。