あすとろ


耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化

・播種期:2月~8月

・定植期:3月~9月

・果実サイズ及び特徴:100gで20〜21cm
 主枝の果実はやや短形気味ではあるが出荷基準内である。高温期では果実の乱れも少なく果形・果長ともに安定している。
 ※低温期では頭流や先太り果に注意


・草姿および草勢
 子枝・孫枝ともに太枝であり、節間長は長い。枝を摘むごとに次の枝が順次発生していく。


・耐病性
 MYSV・うどんこ病・褐斑病・べと病

 

・その他補足説明
 【雌花率】
 (5月定植) 主枝:40〜50%
 (8月定植) 主枝:30〜40%


特性

  1. 耐MYSV(キュウリ黄化えそ病に強い)品種を日本で初めて商品化 (農林水産省 品種登録出願)
  2. うどんこ病・褐斑病・べと病に強い複合耐病性品種
  3. 高温期での栽培に適する


栽培要点

【定植前】

・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。

【定植〜摘芯】

・徒長させずに旺盛に生育させる管理を行い、各節より枝の発生を促す。草勢が弱い場合は、8節まで雌花を摘果し、草勢回復に努める。

【整枝】

・高温期〜低温期に向かう場合は、子枝1節摘み。低温期〜高温期に向かう場合は、下段・上段1節摘み、中段2節摘み。孫枝は半放任を基本とする。