ゴーヤ節成


特性

・適応作型

【ハウス】促成・半促成栽培

【露地】早熟・夏秋栽培

 

・雌花着生

 ・3~9月 親蔓70%~80%以上 子蔓90%以上

 ・10~2月 親蔓80%~90%以上 子蔓95%以上

 

・果実

 【果長】250~300g重で、25~27㎝

 【果形】頭から尻まで肉付きのよい円筒形果

 【果色】濃緑色で、高低温期でも白果の発生はない

 

・収量性

 雌花着生が多く、寡日照、悪条件下でも果実肥大が良いので初期より多収

 

栽培要点

・高温性なので発芽適温もやや高く30~32℃位を確保する。

・子葉展開後12~15㎝ポットに鉢上げし、本葉4~5枚で定植する。(新土佐系南瓜に接木すると、後半までの草勢維持が容易にできる)

・生育適温は17~28℃位で、気温が低いと着果不良になり、曲り果の発生や肥大の緩慢を招く。

・雌花着生率が高い為、果実は初期草勢をつけてから着果させる方が草勢維持できる。

・元肥は有機物タイプの肥料を用い、肥効を長期化することで、草勢維持に努める。また追肥は液肥灌水で行い、N成分で1.5㎏程度を5~7日間隔に配分して実施する。