ノエボ

複合耐病性で果実肥大が早い省力型品種

・播種期:2月~8月

・定植期:3月~10月

・果実サイズ及び特徴:100gで21〜22cm
 鮮緑色で整った円筒形で果揃いが良く、肉厚で歯切れがよい

・草姿および草勢

 主枝-茎がゆっくり伸長し、がっしりとした生育をする

 子枝-節間は中位。各節に中太の枝が確実に発生する

 孫枝-節間は中位。中太の枝がゆっくりと発生する

 葉-淡い緑色でやや大葉

 ・耐病性
 うどんこ病・褐斑病・べと病に強い

・その他補足説明
 【雌花率】
 (8月定植) 主枝:60〜70% 子枝:90~100%
 (2月定植) 主枝:90〜100% こ枝:90~100%

特性

  1. 子枝のストレート「つる下ろし」栽培が可能 ※草勢が明らかに強い場合、孫枝への更新を検討する
  2. 徒長しにくく果実肥大が良いため実を引きずりにくい
  3. 雌花の連続性が高く果実の安定性が抜群


栽培Point

【整枝】

 つる下ろし栽培:下段~中段は1節で摘芯し、上段4本から力枝を伸ばす。

         もしくは下段・上段から力枝を2本伸ばし中段は1節で摘芯を行う。

 摘芯栽培:高温期~低温期に向かう場合、子枝は1節摘み。

      低温期~高温期に向かう場合、子枝は下段・上段1節摘み、中段2節摘み。

      孫枝は半放任を基本とする

【その他】

 複合耐病性品種ではあるが、病気予防を考えて早めに防除する。

おすすめの台木

 黒竜 ・ 昇竜