クロスター(K1945)
果実肥大性良く、秀品多収の省力型、炭疽病・うどんこ病・ZYMVに強い
・播種期:4月~8月
・定植期:5月~8月
・果実サイズ及び特徴:100gで21〜22cm
テリの良い濃緑色で整った円筒形で、肉厚で歯切れよく食味良好
・草姿および草勢
主枝-ゆっくり伸長し徒長しにくい
子枝-節間は中位。各節より中太の枝が確実に発生する
孫枝-節間は中位。子枝と比較してゆっくり確実に発生する
葉-緑色で中葉
樹勢-果実肥大しながら後半まで樹勢を維持できる
・耐病性
炭疽病・うどんこ病・ZYMVに強い
・その他補足説明
【雌花率】
(4~5月定植) 主枝:30〜40%
(6~7月定植) 主枝:20〜30%
特性
- 果形の安定性と果揃いが良く、秀品率が高い
- 後半まで樹勢を維持できるスタミナ抜群の多収品種
- 炭疽病、うどんこ病、ZYMVに強い耐性をもつ
栽培要点
【定植前】
・植穴は2~3日前に十分灌水しておき、しっかり根が張った苗を定植する。老化苗厳禁。
【定植〜摘芯】
・定植後は早期活着に努め、素直に生育させる。草勢を強めに管理し、スムーズな枝の発生を促す。草勢が弱い場合は8節位まで雌花を摘果し、草勢の回復に努める。
【整枝】
・畝上30cmまでの子枝と雌雄花は早めに除去する。子枝は下段・上段1節摘みとし、中段は2節摘みとする。孫枝以降は基本半放任とする。